【知っておきたい身体の話】毛とホルモンの関係性

記事更新日: 2020/10/31

ライター: みつ

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みつ 

横浜在住の猫をこよなく愛する25歳。医療関係の営業をしています。『すまぷら』を通し、“自分を好きになる魅力の磨き方”につながる情報発信を目指して記事を書いています。趣味は街歩き、旅行、焼き鳥屋めぐり、ギターなど。

『ホルモンバランスが大切です』

こんな言葉を聞く機会って結構多いと思います。

なぜなら、ホルモンは体のさまざまな部分に影響を与えるものだからです。

体の健康を保つために、いろいろな機能を調節しているのホルモン。

実は、ホルモンバランスは体毛に深〜い関係があります。

みつ

今回は、ムダ毛が濃くて悩んでる」「脱毛行ってるのに効果が薄い」という方向けに、毛と関係のあるホルモンについてまとめていきます

この記事でわかること

■ホルモンって何?

■体毛に関わるホルモンの種類

■ホルモンバランスを整えるコツ

 

ホルモンの基本知識

ホルモンとは?

引用:日本内分泌学会 ホルモンについて

ホルモンと言っても焼肉で食べるホルモンとは別物です。

ホルモンとは私たちの体の中で分泌されるもので、さまざまな生理機能の調節してくれる存在がホルモン。

実は一生のうちにスプーン1杯分しか分泌されないにも関わらず、体にとってすごく大切な働きを担っています。

 

ホルモンの種類にも色々ありますが、日常生活で聞いたことがあるよという人も多いと思います。

■ホルモンの種類

ペプチドホルモン(ex.成長ホルモン)

ステロイドホルモン(ex.エストロゲン)

アミノ酸誘導体(ex.アドレナリン)

プロスタグランジン

このホルモン達は、体のさまざまな場所で作られており、体の機能を維持できるように頑張ってくれています。

ただ、一定の割合で出ていればいいのですが、何かしらの原因で分泌量が減ってしまったり、逆に増えすぎてしまったりすることがあります。

みつ

ホルモンの異常が続くと、体に何らかの形でサインが表れます

つまり、ホルモンの量は少なすぎても多すぎても体によくないということ。

 

体毛に関係するホルモンとは

体毛は、性ホルモンと関係があります(いわゆる、女性ホルモン男性ホルモンと呼ばれるもの)。

女性ホルモンには、エストロゲンやプロゲステロンといったものが含まれます。

男性ホルモンは、テストステロンというホルモンが有名ですよね。

この男性ホルモンの代表格であるテストステロンが体毛の濃さと深く関わっているんです。

みつ

ちなみにテストステロンは男性ホルモンと呼ばれますが、女性も持っています(量は少ない)

テストステロンは身体の部位によって影響が変わる

男性ホルモンが多い人ほど、髪の毛が薄くなりやすいという話を聞いたことはありませんか?

あれは、同じテストステロンの量でも部位によって作用が違うからなんです。

■体毛には3種類ある

男性毛(男性ホルモンの増減の影響を受ける)

両性毛(男性ホルモン・女性ホルモン両方の影響を受ける)

無性毛(性ホルモンの影響は受けにくい)

では、どんな部位がそれに当たるのかというと

男性毛・・・ヒゲ、胸毛、背中、お腹の毛、手足の硬い毛、陰毛上部、頭頂部、前頭部

両性毛・・・ワキ、陰毛下部 

無性毛・・・頭髪の側頭部、後頭部、まつ毛、眉毛

みつ

特に女性にとって男性毛の部位が濃くなるのは困ります

髪の毛の話を最初にしましたが、頭頂部と前頭部(おでこの上)は男性ホルモン(テストステロン)が多いと薄くなります。

しかし、例えばヒゲなどは男性ホルモン(テストステロン)が多いと濃くなります。

テストステロンは、体毛がよく発達する一方、頭髪は衰退する傾向にあるということですね。

ちなみに、女性ホルモン(エストロゲン)が減ると体毛やうぶ毛が濃くなる一方で頭髪は抜けやすくなります。

みつ

男女ともにホルモンの影響が体毛に出やすいので、客観的な指標にもなりそうですね

つまり、ホルモンバランスが乱れると体毛の濃さが変わるというのは、仕方がないことなんです。

ただ、毛に悩む人にとってはこのテストステロンを増やしすぎないことが先決。

ホルモンバランスを整えるにはコツがあるので、ご紹介していきます。

ホルモンバランスを保つために心掛けたいこと

ストレスフリーを意識する

テストステロンが優位になってしまう大きな要因のひとつには、ストレスがあります。

ストレスがかかると、身体が「生命の危機だ!」と感じ、ストレスに対抗するためのホルモンが増えます。

このホルモンが結果的に男性ホルモン(テストステロン)を増やしてしまうんです。

ですので、男性も女性も過剰にストレスがかかるとテストステロンが増えすぎてしまう場合があります。

「いきなり毛が濃くなったように感じる」

過去にそんな経験がある人は、何か環境面だったり精神面でストレスがかかっていませんでしたか?

ストレスは毛を濃くさせるホルモンを分泌させるので、ストレス過多の状態はよくありません。

みつ

特に女性はホルモンバランスの影響を受けやすいので、ストレスフルな状態だと体毛が男性並みに濃くなったりします

リラックス効果の高いセルフケアを取り入れて

ストレスは減らせないよという方、おすすめのセルフケア方法があります。

簡単なことばかりなので、生活に取り入れてもらえたら嬉しいです。

1.太陽の光を浴びる→自律神経が整う

 2.しっかり寝る→睡眠は究極のリラクゼーション

 3.好きなアロマを嗅ぐ→自律神経スイッチを直接切り替える

 4.スキンシップをする→愛情ホルモンが分泌される

みつ

ストレスがあるぞという人は、心が落ち着く方法を探していきましょう〜

まとめ

からだの中からの影響が目に見えて分かる毛。

外側からのケアだけでなく、からだ全体を整える意識にシフトチェンジしてみると、毛の生え方も変わってくると思います。

ぜひ「ホルモン」への意識を向けて、ムダ毛ケアをしていきましょう!

この記事のまとめ

■ホルモンって何?

■体毛に関わるホルモンの種類

■ホルモンバランスを整えるコツ

 

この記事を書いたライター

みつ

自分に自信を持つために始めた『美容』に関する実体験・調査を基に記事が好評。
多くの人に美容を通して自信を持って欲しいという思いで、”自分を好きになる魅力の磨き方”に繋がる情報発信をしていきます✨

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