記事更新日: 2021/04/12
■ 医療脱毛レーザーの種類とその効果について
■ レーザーと脱毛機について
■ 痛みと効果｜あなたに合った医療脱毛クリニックは？
今、脱毛市場はどこの店舗も、
・「痛みが少ない最新脱毛！」
・「効果が高い！最短○ヶ月！」
のように痛みや効果に対して自信満々に紹介していますよね？
ですが、これは本当なのでしょうか？
今回は痛み・効果に1番近い視点から医療脱毛レーザーと使用する脱毛機に目を向けて調べてみました！
1. 痛みが強いレーザーほど効果が高い。
2. 店舗によってレーザーの種類は違うが基本的に明かされていない。
3. 効果の高い・痛みの少ないクリニックがわかった。
みつ
今回は医療脱毛のレーザーについて調査しました。
これによって効果が高いクリニック・痛みが少ないクリニックを判別してみました！
この記事を書いた人
みつ（美容コンサル）
このページの目次
☆このページのすすめかた
①自分に合った（痛み・効果・即効性）レーザーを見つける。
②そのレーザーが照射できる脱毛機・クリニック（3種類）を見つける。
③3種類のクリニックの中から料金・通いやすさに見合った店舗を見つける。
まずは、医療脱毛で使用するレーザーの種類について紹介します。
店舗によって脱毛機が違い、脱毛機によって照射できるレーザーが違います。
みつ
医療脱毛で使われるレーザーは主に4種類！
どのレーザーが自分に合っているのかを見つけていきましょう！
■ 蓄熱式ダイオードレーザー
■ 熱破壊式ダイオードレーザー
■ アレキサンドライトレーザー
■ YAGレーザー
蓄熱式ダイオードレーザーの仕組み
低出力のレーザーを連続的に毛に熱を与えることで、じんわりと加熱して脱毛する仕組み。
毛根にあるバルジ領域（毛の生成を促す司令塔）をレーザーの熱で破壊する。
蓄熱式ダイオードレーザーのメリット
蓄熱式ダイオードレーザーがターゲットとしている『バルジ領域』は皮膚表面の近くに位置しているため、メラニン色素が薄い産毛などにも効果的です。
更に、低出力で脱毛を行うため、肌への負担が少なく、施術時も痛みを感じにくい特徴があります。
蓄熱式ダイオードレーザーのデメリット
デメリットとしては、効果の実感が薄い点にあります。
じんわりと熱を加えて脱毛をするため、即効性は無く「しばらく経ったら勝手に抜け落ちた」といった事例が主になっています。
みつ
即効性には欠けますが、痛みが感じにくいので”痛みに弱い人”にオススメです！
熱破壊式ダイオードレーザーの仕組み
高出力のレーザーを一瞬で毛根の発毛組織まで届け、毛乳頭と毛母細胞を破壊する仕組み。
熱破壊式ダイオードレーザーのメリット
毛根の発毛組織を一瞬で破壊するため、脱毛の実感がしやすい特徴があります。
波長が中間に位置するため、幅広い肌質・毛質にアプローチできるため、効果のバランスが良いので店舗側・客側からも人気の機種です。
熱破壊式ダイオードレーザーのデメリット
デメリットとしては産毛に対して効果が薄い点です。
濃くて太い毛は脱毛できるものの、産毛のようなメラニン色素が薄い毛では毛根の発毛組織まで熱が届きにくく、部位によっては脱毛しにくいです。
みつ
濃くて太い毛（VIO・脇）にはかなりオススメ！
逆に産毛などの薄い毛（顔・背中）には効果が出にくいです。
アレキサンドライトレーザーの仕組み
アレキサンドライトという宝石を用いて、黒いメラニンに反応させて毛根を破壊する仕組み。
日本人の肌に相性が良いとされ、シミの治療などにも使われる。
アレキサンドライトレーザーのメリット
メラニン色素に反応するため、濃く太い毛に効果が期待できます。
また、シミの治療や美容効果が期待でき、痛みも蓄熱式ダイオードレーザーの次に少ないです。
アレキサンドライトレーザーのデメリット
デメリットとしては、メラニン色素に反応するため、日焼け肌はヤケドのリスクが高くなります。
また、色素の薄い産毛などには効果があまり期待できません。
みつ
効果も特別高くなく、痛みも蓄熱式の方が少ないため、少し中途半端なレーザーですよね…。
痛みを抑えたVIO脱毛・脇脱毛には効果的です！
ヤグレーザーの仕組み
毛根に存在するメラニン色素を利用して、黒色に反応するレーザーエネルギーで毛根周辺の組織を破壊する仕組み。
毛根の「黒」にレーザーのエネルギーを集中させ、熱で毛の生成場所である毛乳頭や毛母細胞の組織にダメージを与え、毛が作れないようにする。
ヤグレーザーのメリット
波長が他より最も深く届くため、他のレーザーでは届かない深さの毛根を破壊することができます。
「黒」に反応するため、日焼け肌はNGかと思いますが、実はOK！日焼けによるメラニン色素が存在する位置よりもさらに奥に波長を到達させるため、日焼け肌でも脱毛可能です。
YAGレーザーのデメリット
デメリットとしては、痛みが強い点です。
波長が深くに到達する分、痛みを完全になくせないのが実際のところ…。
また、「黒」に反応するレーザーのため、色素の薄い毛・産毛には効果が期待できないです。
みつ
濃く太い毛には最大級の効果が期待できますね！
痛みが他のレーザーより強いところがネック…。
みつ
ここまで４種類のレーザーを紹介してきましたが、ここであなたの悩みに合ったレーザーを見つけていきましょう！
そんな人には”蓄熱式ダイオードレーザー”がオススメ！
皮膚の表面近くにある『バルジ領域』を破壊するため、産毛や薄い毛の脱毛に期待ができます！
そんな人には”熱破壊式ダイオードレーザー”がオススメ！
毛根の発毛組織を一瞬で破壊するため、効果が実感しやすく、痛みも抑えられたレーザーです！
そんな人には”アレキサンドライトレーザー”がオススメ！
濃く太い毛に効果が高く、美容効果もあり。痛みは蓄熱式の次に少ないです！
そんな方には”ヤグレーザー”がオススメ！
他よりも深い位置にレーザーが届くため、濃く太い毛に効果が抜群です！
みつ
自分の悩みに合ったレーザーは見つかりましたか？
次はそのレーザーが照射できる脱毛機とクリニックを探していきましょう！
みつ
自分に合ったレーザーがわかったら、そのレーザーが照射できる脱毛機、クリニックを見ていきましょう！
毛が薄い。とにかく痛いのが苦手
蓄熱式ダイオードレーザーを照射できる『メディオスターNeXT PRO』がオススメです！
多数の店舗で使用されている脱毛機で1番人気といっても過言ではないです！
「医療脱毛なのに痛くない」
そんな言葉をよく聞くかと思いますが、だいたいがメディオスターを使用している場合が多いです。
みつ
ほとんどのクリニックが導入しているメディオスターですが、濃く太い毛には効果が出にくいため、「効果が出なかった」などの口コミはそれが原因だったり…。
※実際には効果がないわけではなく、効果を感じるのが遅いだけです！
最終的な効果・回数は他の脱毛機とあまり変わりません。
効果を早く実感したい。痛いのは少しなら…。
熱破壊式ダイオードレーザーを照射できる『ベクタス』がオススメ！
使用率は少ないものの、「効果が1回目から出た」といった良い評判が多いです！
みつ
効果を早めに実感できるのは通う意欲が増加するのでいいですよね！
効果を早く実感したい。痛いのは嫌だ。
アレキサンドライトレーザーを照射できる『ジェントルレーズPRO』がオススメ！
使用率も高く、人気の脱毛機です！が、即効性を求めるなら熱破壊式とヤグに劣るため、痛いのが嫌な人向けです。
みつ
即効性は劣る分、痛みが抑えられた脱毛機ですね。
シミの治療などにも使われるので、美容効果は期待できます！
とにかく効果重視！痛いのも我慢する！
ヤグレーザーを照射できる『ジェントルマックスPRO』がオススメ！
こちらも人気の脱毛機で濃く太い毛を脱毛したい、効果重視の方向けです！
みつ
やはり効果重視だけあって痛いです…。
特に濃く太い毛が多いVIOや脇は皮膚が柔らかいので覚悟が必要です。。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は『痛くない』『効果のある』脱毛を探すために、医療脱毛のレーザーについて掘り下げて解説していきました。
というのも、
・「いざ、脱毛に通ったものの効果が感じられない」
・「実際通ったら痛すぎて通うのやめた」
など、通ってから後悔する口コミが実は多いんです。
そんな人を1人でもなくすため、今回の記事を作成しました。
参考になっていただければ幸いです。
