【現役セラーさんに聞いた】おすすめのレディース向けブランド財布

実際のところ「せめて財布くらいはブランドにしておきたい！」という声はよく耳にします。

たくさんありすぎてどれを選べば良いかわからないし、毎日使うものだから実際の使い心地も気になるところ。

まずはこの度、インタビューを引き受けてくださったブランドセラーのるいさんを紹介します。

るいさん、今日はよろしくお願いします！

こちらこそよろしくお願いします！

るいさんの「るい」って、もしかして…

はい、御察しのとおり、LOUIS VUITTONからとっています！

私の母が大のLOUIS VUITTON好きでして、ただ自分の娘にはさすがに「るい」とは付けづらかったようです(笑)

そういえば昔、シャネルが大好きで、自分の娘に「シャネル」と付けようとした芸能人もいましたね…！

ブランド愛がすごいです！！

LOUIS VUITTONやCHANELは、特に女性に大人気のハイブランドの一部だと思いますが、実際にはいかがでしょうか？

確かに、その二つは非常に人気です。

歴史も古く、CHANELは設立から110年、LOUIS VUITTONにいたっては160年を超えます。

あとは、最古のブランドである「HERMES」は圧倒的な人気を誇っています。

他にも「LOEWE」「PRADA」「GUCCI」「Dior」「FENDI」「BALENCIAGA」「YSL(Yves Saint-Laurent)」あたりが主流です。

なるほど。

「CELINE」や「Jimmy Choo」「Christian Louboutin」などもよく見かけます。

ブランド品が欲しい！と思っても、やはりネックになるのが金額です。

もちろんブランドによって差は大きくあると思いますが、お財布の場合、目安としてはどれくらいなのでしょうか？

レザー・ブランドの最高峰であるHERMESは、基本的に10万円は超えます。

LOUIS VUITTONは10万円以下も多くありますが、高いものだと100万円以上です。

気が遠くなるような価格帯ですね…！

確かに、気軽に手が届く金額ではないものもありますが、正規店で購入した場合、ブランドが存続する限りはアフターケアも行ってくれます。

有料ではありますが、リペアをして長く使えば、十分に価値はあると思います！

私の母も、LOUIS VUITTONのスピーディというボストンバッグですが、今でも持っています。

もう30年以上は持っているのではないかと…

LOUIS VUITTONでいえば、価格設定は基本的には原価から算出しています。

製品を作り上げるまでの原価に対して一定の利益を上乗せした原価＋粗利益が価格という設定ですね。

つまりは、ブランド力を後盾にして法外な価格設定をしているわけではなく、きっちりとしたコストの上に利益を載せるという方式で算出されています。

他のブランドもデザインや素材によって価格帯は大きく変わりますが、大体5万円〜10万円あれば、そのブランドの代表的な財布は手に入ると思ってください。

では、価格帯別のおすすめハイブランド財布を紹介してもらいましょう。

デザインや価格を考慮し、今までハイブランドの財布を持ったことがない方向けに選んでもらいました！

なんと言っても不動の人気「モノグラム・キャンバス」は一つあると重宝します。

同じ形で他にもライン(素材や柄のこと)が豊富にあります！

ラインによって価格は異なりますが、こちらのモノグラム・キャンバスは66,000円です。

中はこのようになっています。

内側がブラウン以外のものもあり、この色は超人気色の「ローズ・バレリーヌ」です。

確かにインナーカラーが異なると、おしゃれに見えるし、かわいいですね！

キャンバス生地は、使い始めは少し硬く感じますが、使っているうちに柔らかくなってきます。

普段は長財布使いだけど、小さなポシェットなどでお出かけの際にはこちらを使う、というのもとっても便利な使い方です♪

こちらはGUCCIのど定番、GG柄の中でもスプリームというPVC加工(塩化ビニル)がなされたラインです。

GG柄にも様々種類がありますが、オフディアはシックなデザインで、年齢や服装、シチュエーションも選びません。

ラインによって価格は異なりますが、こちらのGG柄は74,800円です。

ザ・グッチ！！という印象があります。

ブランド発祥地のイタリア国旗カラーが施されていて、ヴィンテージ感がありますね。

中はこのようになっています。

カード入れが非常にコンパクトになっています、ちょっと取り出しづらいかも。

また、PVC加工は水気に強いものの、決定的なデメリットとして、劣化が必ず起こります。

いわゆるフェイクレザーの寿命は本革に比べてとても短いです。

次は、長財布編です。

引き続き、デザインや価格を考慮し、今までハイブランドの財布を持ったことがない方向けに選んでもらいました！

Jimmy Chooといえば『スタースタッズ』が特徴的。

全面にスタッズがあしらわれたジッピーウォレットが定番でしたが、フラップタイプが新たに登場しました！

こちらは57,200円です。

内側はこんな感じです。

あまり使わないカードはフラップ部分に収納しておけば、基本的には本体だけで事が済みます。

Blackだとスタッズがシルバー一色ですが、こちらのMoonstone Mixだと二色になるので、良いアクセントになりますね。

Jimmy Chooもデザインはかなり豊富ですが、財布のほとんどはスターが施されています。

まずはスタースタッズから始められてはいかがですか？

FENDIといえばおそらく『F』のロゴが敷き詰められたズッカを思い浮かべる方が多いと思います。

が、今回おすすめしたいのはコンチネンタルというラインです。

こちらは79,200円です。

内側はこんな感じです。

フラットサイドポケットがあるので、レシートやクーポンなどの分類に便利です。

フラップの中央にユニークな「F」ロゴが輝いていてかわいいですね。

こちらはカラーバリエーションが9色と豊富。

原色が苦手な方はこのブラウンやグレー、薄いピンクがおすすめです。

スペイン発LOEWEの定番『アナグラム』が全面にエンボス加工されたジッピーウォレットです。

ブランドロゴがあまり強調されておらず、年齢を選ばないデザインです。

こちらは93,500円です。

内側はこんな感じです。

収納量がかなり高く、カード類が多い方には使い勝手の良い構造です。

シンプルなデザインとカラーで、長く使えそうですね。

収納量が多い分、嵩張るのと少し重くなるため、それが苦手な方はジッピータイプはおすすめできません。

PRADAといえば昔ながらのナイロン生地が印象的ですが、このサフィアーノレザーも大変人気です。

このフラップ式長財布は、フラップの両端にスナップがついており、しっかり閉める事が可能です。

こちらは95,700円です。

内側はマルチカラーとなっており、カード入れ部分の型取りも綺麗です。

取り外し可能なチェーン付カードケースもついています。　

チェーン付カードケースには定期券を入れられそうですね！

ビビッドカラーですが、せっかくブランド品を買うならちょっと冒険してみたい！という方にはもってこいだと思います。

ハイブランドの中でも、わりとお安めのものを選んでいただいたかと思います。

それでもちょっと手が届かない…という場合は、何か解決策はありますか？

はい、そんな時に頼っていただきたいのが『中古』です！

定価の7割〜2割程度のお値段で手に入れてもらえます。

え、定価の2割まで下がるんですか？！

はい、そういったケースはよく見ますよ。

ただ、定価の2割となるとかなり使い古したものになるので、それが嫌だという方は向いていないですね。

ただ、未使用品であっても、一度人の手に渡った時点で中古とみなされます。

そのため、新品・未使用品であれば、正規店で買ったと同様の状態ですので、それで定価より安く買えるのであればお買い得だと思います。

へぇ〜そうなんですね。

そういったものは、大手でいえばコメ兵さんや大黒屋さんなど、中古ブランド販売店で購入するしかないでしょうか？

中古ブランド販売店でも良いのですが、最近はフリマサイト(アプリ)でも非常に多く出品されています。

フリマサイトは個人間の取引であり、会社としてのコストがかからないため、一般市場よりは安い価格設定がなされていますね。

どうしてもフリマサイトで購入する場合は、

• 品物が届いた時点で怪しいと思ったら、
• すぐに質屋さんなどで鑑定してもらい、
• 偽物と判明したら取引完了せずに運営事務局へ申し出ること

をおすすめします。